広い宇宙のいちばん星

君といっしょならどこまでも

2019夏

 

 

今までアイドルを応援している中で何度も泣いたことはあったけど、ここまでどうしようもなくて行き場のない涙を流したのはあの日が初めてだったと思う。

 

無論、2グループへの祝福の気持ちはあった。

彼等の中に元担がいるわたしは、あの頃のわたしがこの未来を知ったらどれほど喜ぶだろうなと思った。

やっとこの時代が来たんだな、と思った。

 

 

それでもいちばんに頭に浮かぶのは、その発表が行われてるときステージの裏にいるだろう7人のことだった。

どんな顔してるのかな、どんなこと話してるのかな、そんなことばっかり考えてしまって、あの時間の記憶はあんまり無い。

 

FIRE BEATで如恵留くんが映し出されて、堪えてたものが堰を切ったように溢れてしまった。

 

彼等に、ここに貴方たちのファンがいるよ!って伝えたくて柵にかけていたはずの紫のタオルは涙を拭くために使ってしまった。

 

彼らの出番の数曲前に、ステージにステッキが運ばれてくるのが見えた。

 

ついに来る、このタイミングでこの曲を歌うんだ。

 

大好きな曲のイントロ、メンステで横一列に新衣装を着て立っている7人を見たらもうダメだった。

 

普段、現場では1秒だって彼等を見逃したくないわたしが、真夏の西武ドームで汗が目に入ろうが双眼鏡を覗くことをやめなかったわたしが、下を向いて泣いた。彼等が目の前でパフォーマンスをしているのにも関わらず、うちわで顔を隠して泣いた。

 

それでもやっぱり必死に彼等を見ようともしてみたけれど、視界は滲みっぱなしでよく見えなかった。

 

7人は前を向いて、笑顔で、踊っていた。

 

なんでこんなにかっこいいんだよ、今日だってやっぱりTravis Japanが1番かっこいいじゃんかってまた泣いた。

 

わたしの中ではあの日だって変わらずTravis Japanが世界一のアイドルだった。

 

終わった後、友達の前でもわんわん泣いた。

ずっとぐずぐずしてたし、なんならその次の日も、前日のことを思い出すだけで涙が出てきてしまった。

 

 

8月10日。

 

そうやってぐずぐずしてる間に、あっという間に10日がやってきた。

 

わたし今のメンタルで彼等に会いに行って大丈夫なのかなぁと思うと同時に、はやくTravis JapanTravis Japanのファンだけの閉じられた空間に行きたいとも思った。

彼等はいつだってわたしたちに優しくてあったかくてとびっきり甘やかしてくれるから、そういうところがたまらなく大好きだから。

 

1曲目、DWMのイントロが流れたと同時に、やっぱり彼等は天才だと思った。ここでDWMから始まるセトリ。ファンと7人が、ダンスで、コールで、「いっしょに」作り上げる曲。

初披露の2番。流れ出したときの客席の歓声すごかったな。初めて聞く2番なはずなのに、コールもばっちり出来ちゃった。そりゃ出来ちゃうよ!トラジャ担だもん。

 

2曲目。「I SCREAM」。

イントロ中のセリフは松松が任されていた。

 

元太「てっぺん目指すぞー!!」

松倉「デビューするか!」

 

ねぇ、ほんっとにかっこよすぎるよ。

2人がこうして決意を言葉にしてくれることに、大きな大きな意味があると思った。

目指す場所を、明確に、大きな声で叫んでくれてありがとう。

 

公演最後の言葉はしめちゃんだった。

 

しめ「俺たちとみんなでTravis Japanです。デビューしましょう」

 

強いなって思った。いつだって言葉にすることで夢を現実にしてきたしめちゃんが、こうやって言葉にしてくれれば何だって叶うんだよな。

 

2日前まで、めそめそしてたのにこんなに幸せで満ち足りた気持ちになれるなんて。帰り道はなんだかずっとふわふわしていた。

 

 

そして8月12日。にぃにが来てくれた。MCで、にぃにの言葉をきっかけに彼等は4日前のことを回顧していた。

 

にぃに「なんかあったの?」

うみ「なんかありました?あれ、8月8日?(笑)」

宮近「閑也、なんかあったっけ?(笑)」

閑也「行かれた?(笑)ダブルで行かれた?ww」

宮近「同時に行かれた?!」

閑也「ダブルで同時に?!ww」

 

にぃにのボケとか、テンポの良いやり取りの数々が面白くて、わたしは笑った。

 

でも思い返してみると、ほんの4日前のまだきっと鮮明に覚えてるだろう気持ちを、ああやって笑いに変えて話せるTravis Japanってすごいなって。

 

如恵留「まじで悔しかった。でももう決めたんです。次流すのは嬉し涙だって。7人で嬉し涙を流せるように頑張ります。」

宮近「お客さんもだよ!次流すのは嬉し涙。いっしょだからね!」

 

決して暗くなることはなく、誰も傷付けることなく、でもファンの知りたいことを包み隠さず教えてくれた。Travis Japanへの愛に溢れた閉じられた空間で、想いを共有してくれたことが嬉しくてたまらなかった。

 

最後にはきちんと「おめでとう!」「ここからまた新しい時代」って前を見ているTravis Japan、かっこよかったな。

 

 

8月14日。

 

しめ「みんなで夢叶えようね!」

うみ「俺らはみんなのこと大好きだから、みんなもそのままでいてね。最初の気持ち忘れないように、みんなで頑張って行こう!」

 

 

8月19日。

 

うみ「俺らからの愛、伝わったかな?その愛、ずっと心にしまっておいてね。次会う時まで」

 

 

8月21日。

虎者MV100万回達成の日。

 

しめ「絶対夢叶えようね!」

うみ「みんな本当にありがとう!すごい感謝してるよ!これからもお互い支え合って、上目指して行こうね!ありがとう」

 

宮近「みんなの頑張り俺らに届いてるから、ありがとね!今後ともよろしく」

 

公演中、本当にたくさんの「ありがとう」をもらった。7人も本当に嬉しそうで、その顔を見たわたしたちも嬉しくて、幸せが溢れた空間だった。

 

 

8月22日。

 

しめ「夢掴もうね!みんなで世界行こうね!デビューしようね!」

うみ「みんな、最高の思い出をありがとう!最高の夏になったよ!」

 

宮近「最高の夏になった?俺らもなったよ!!ありがとう!!」

 

これまで「夢叶えようね」と言っていたしめちゃんが、オーラスで「夢掴もうね」と言ったのがかっこよくて痺れた。あえて変えたのか無意識なのか、それは分からないけど、これまで確実に夢を実現してきたしめちゃんらしい力強い言葉だなと思った。

 

そして何より、「最高の夏」と言ってくれたことがたまらなく嬉しかった。「最高の夏」と思えるほど濃い時間を駆け抜けたTravis Japanが誇らしかった。

 

Wアンコ。ガイズを踊り切った後、突然流れ出すトキメキのイントロに驚く7人はたまらなく愛おしかった。はだけたシャツのまま、もしくは急いでボタンを留めたりなんかして(笑)、宮近くんの一声で7人でひとつの大きなハートを作ったり。

 

うみ「みんなの声が大きいからもう1曲できたんだよ!」

 

驚きながらも嬉しそうに歌う7人がすごく可愛かった。

 

宮近「声援をくれるから俺たちも頑張れるし、これからもみんなでエンジンつけて走って行っても良いですか?」\さんせーい!!!!!!!/

 

最後は「ありがとう」「どういたしまして」で終わった2019夏。

 

きっと今までで1番、7人が全力でファンと向き合ってくれて、想いを伝えようとしてくれた時間だった。「今みんなに会えてよかった」「8・8からすぐみんなに会えたことで、お互いの目指すところを確かめ合えた」って彼等が何度も言っていたのが印象的で。確実に、Travis JapanTravis Japanのファンが同じ方向を向いて走り出すきっかけになった夏だった。

 

総評:Travis Japanと過ごす夏は最高!

 

Travis Japanのみんなへ

こちらこそ、最高の夏をありがとう。